2023.12.04
埼玉県農業大学校さまに於いては、2022年度より『スマート農業』についての授業を、外部講師を招き90分間行なっていますが、今年度もぜひ弊社にてお願いしたいとの依頼があり、10月24日に約70名の生徒に、近年のスマート農業として、【Xarvio】【農業用ドローン 】【農業用無人車R150 】 についての座学と実演を行なって参りました。
昨年度は、施設園芸(Plantect・きつつき君・レイミー)等の説明もあり、説明が疎かになった所も有りましたが、今年度は別の講義で施設園芸分野は行なうとのことだったので、【 Xarvio】【ドローン】 【無人車】 に特化した資料に作り替え授業を行なうことで、時間にも余裕ができ、講義内容も充実した内容となりました。
Xarvioについては、すでに蓄積された15年分の画像を利用した地力マップや衛星写真を基に、圃場の植生を分析するセンシングサービスや、NTTドロー「AC101connect」と連携することで、可変施肥が可能なることを講義の内容盛り込み、生徒も目を輝せながら講義を聞いているのが印象的でした。農業大学校では、2024年度に本格導入を検討しており、BASFと協議を進めているとのことです。農業大学校の本格導入が確定すれば来年度の授業より、当社の「AC101connect」を利用した可変施肥などを取り入れた授業も可能となる為、農業大学校さまにも提案を行って参ります。
ドローンについては、手動操作・自動操作のそれぞれのメリット・デメリットや、ドローンで散布できる作物と農薬の状況などを説明しました。ドローンでほとんどの作業が出来ると勘違いされている生徒も多かった為、少量散布では難しい病害等もあり、ドローンは散布器具の一部で病害虫により使い分けが必要な旨を、説明させて頂きました。また、実際にドローンを導入した生産者さまの運用例や、請負を利用している生産者さまの現場の声など、就農した際のイメージが付きやすいような内容にして講義をすすめて参りました。なお、農業用無人車については、ドローンと同様の説明を行ない、実演を実施しました。
毎年1年生を対象として授業を行なっていますが、昨年と比較すると熱心な生徒が多く、質疑応答でも、ドローンの免許制度や請負についての地域・価格についてなど、就農時を意識した質問が多くありました。また授業後には、卒業後に所沢付近で新規就農し、里芋栽培を検討している生徒から農薬提案(相談)や、ドローンでの請負散布をお願いしたいとの声も直接頂きました。
農業大学校さまとの取組のなかで、米麦を専攻している生徒とは、直播や追肥、農薬散布などで直接色々な話をする機会が多いですが、今後は、露地野菜や施設園芸などの生徒との交流も大切にしていきたいと思います。また、来年度からは「露地野菜でもドローンでの散布を授業に取り入れてもよい」との話もあります。農業大学校さまと良い関係を続けることで、“未来の生産者”との繋がりを持つことも重要な役割だと考えています。講義が終わったあとも個人的な質問も多くあり、とても有意義な講義になったのではと自負しております。
少しずつではありますが、弊社が行う授業のコマが、毎年増えつつあります。今後の農業大学校さまとの関りは、スマート農業関連だけではなく、BS資材なども非常に重要になってくる為、当社取引先を通じ、授業に取り入れる話も現在進行中です。
今後も、“未来の生産者”のお役に立てるよう、農業大学校さまと一緒に取り組んで参ります。
埼玉県農業大学校さまに於いては、2022年度より『スマート農業』についての授業を、外部講師を招き90分間行なっていますが、今年度もぜひ弊社にてお願いしたいとの依頼があり、10月24日に約70名の生徒に、近年のスマート農業として、【Xarvio】【農業用ドローン 】【農業用無人車R150 】 についての座学と実演を行なって参りました。
昨年度は、施設園芸(Plantect・きつつき君・レイミー)等の説明もあり、説明が疎かになった所も有りましたが、今年度は別の講義で施設園芸分野は行なうとのことだったので、【 Xarvio】【ドローン】 【無人車】 に特化した資料に作り替え授業を行なうことで、時間にも余裕ができ、講義内容も充実した内容となりました。
Xarvioについては、すでに蓄積された15年分の画像を利用した地力マップや衛星写真を基に、圃場の植生を分析するセンシングサービスや、NTTドロー「AC101connect」と連携することで、可変施肥が可能なることを講義の内容盛り込み、生徒も目を輝せながら講義を聞いているのが印象的でした。農業大学校では、2024年度に本格導入を検討しており、BASFと協議を進めているとのことです。農業大学校の本格導入が確定すれば来年度の授業より、当社の「AC101connect」を利用した可変施肥などを取り入れた授業も可能となる為、農業大学校さまにも提案を行って参ります。
ドローンについては、手動操作・自動操作のそれぞれのメリット・デメリットや、ドローンで散布できる作物と農薬の状況などを説明しました。ドローンでほとんどの作業が出来ると勘違いされている生徒も多かった為、少量散布では難しい病害等もあり、ドローンは散布器具の一部で病害虫により使い分けが必要な旨を、説明させて頂きました。また、実際にドローンを導入した生産者さまの運用例や、請負を利用している生産者さまの現場の声など、就農した際のイメージが付きやすいような内容にして講義をすすめて参りました。なお、農業用無人車については、ドローンと同様の説明を行ない、実演を実施しました。
毎年1年生を対象として授業を行なっていますが、昨年と比較すると熱心な生徒が多く、質疑応答でも、ドローンの免許制度や請負についての地域・価格についてなど、就農時を意識した質問が多くありました。また授業後には、卒業後に所沢付近で新規就農し、里芋栽培を検討している生徒から農薬提案(相談)や、ドローンでの請負散布をお願いしたいとの声も直接頂きました。
農業大学校さまとの取組のなかで、米麦を専攻している生徒とは、直播や追肥、農薬散布などで直接色々な話をする機会が多いですが、今後は、露地野菜や施設園芸などの生徒との交流も大切にしていきたいと思います。
また、来年度からは「露地野菜でもドローンでの散布を授業に取り入れてもよい」との話もあります。農業大学校さまと良い関係を続けることで、“未来の生産者”との繋がりを持つことも重要な役割だと考えています。講義が終わったあとも個人的な質問も多くあり、とても有意義な講義になったのではと自負しております。
少しずつではありますが、弊社が行う授業のコマが、毎年増えつつあります。今後の農業大学校さまとの関りは、スマート農業関連だけではなく、BS資材なども非常に重要になってくる為、当社取引先を通じ、授業に取り入れる話も現在進行中です。
今後も、“未来の生産者”のお役に立てるよう、農業大学校さまと一緒に取り組んで参ります。